三之丞の古文書棚 22年の弐

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ぱふ男 12/18 13:13
そこは僕にとって難しい問題です。
「ある程度以上」賢いのだろうとは思います。
でなかったら、哲学者の本を書いたりできないだろうし、周りから「教授」と呼ばれて
のうのうとしていられないでしょう。(ちなみに、川原に関して「教授」という言葉を
使うのは僕はこれが初めてです。今まで一度たりとも使ったことがありません)
フッサールとか知らなかったですし。
問題はどのくらい「以上」に賢いか、で、ずっと疑問に思ってきました。
20年前には「川原泉館」にて「川原のエセ・アカデミズムについて」を考察しようと
本気で考えていました。けど、やめておいてよかったです。「川原は本当に賢い」可能性
を感じ始めているからです。
しかし、由里さんご指摘の、大学生活描かない問題も重要ですね。
高校生に難しいことを言わせるから賢そうなのであり、大学生だとそれこそそのうちに
「ぼろが出る」からなのか…?
由里 12/17 10:51
そしてアカデミズムもどき問題…
または「川原は本当に賢いのか賢いふりしてるだけなのか問題」になるわけです。
ある程度(「興味もって講義聞いてたまあ一般教養だけど」程度、またはそれ以上)の哲学知識がなかったら
歌う哲学者なんて人を登場させて「存在」について語らせるなんてできませんでしょ。
付け焼き刃の知ったかぶり描いても、すぐにぼろが出ますぜ。


気になるのは、大学を舞台にした作品は暮林先生くらいしか無いこと。
学生/短大生という肩書の人物は弓彦/省悟君、姫野姉妹の長女、島崎郁さん、鷹司郁子さま、等といますが
大教室の講義を受けたりバイトしたりサークル活動したり単位落っことして再履修になったり卒論に苦しんだり…と
そーいう大学生活は全く描かれない。何故なんでしょうね


ぱふ男 12/11 19:47
しかし、「哲学者」で「歌う哲学者」シドニー・ハワードを真っ先に連想する
ところが由里さんですね。
絶賛!
ぱふ男 12/11 19:36
今座っているこの場所から直線距離20mくらいで哲学の道だ。
俊平太は哲学者ではなく経済学者です。
しかし、経済学部だった僕がシュンペタを聞いたことがあるのは
伝蔵が「シュンペタ!シュンペタ!」と叫んでいた時だけだ。
由里 12/09 11:00
知りません。俊平太。誰ですかそれ。
私が一番よく知っている哲学者はシドニー・ハワードさんです。
ソ,ソ,ソクラテス?ニ,ニ,ニーチェ?お酒の人たちね。
ピタゴラス?三平方の人でしょ。という程度の理解です。
私の人生、哲学には全く縁がありませんでした。
強いて言えば中学の修学旅行で駐車場〜銀閣まで「哲学の道」を歩いたくらいか…
あ、高1の現代社会で習った「Cogito ergo sum」は今でも綴れます。
ぱふ男 12/06 12:52
僕が学んだ哲学史はソクラテスからだったので、「事象の地平」でピタゴラスから
始まって次にヘラクレイトス(知らんかった)と続いてやっとソクラテスが出てくる
のにはちょっと驚きました。
初期ギリシャ哲学というんですか?
その分野ならきっと伝蔵が詳しいので、電波を送っておきます。

でんぞ 12/08 21:48
シュンペタも歌うよゲゲゲのゲ♪
哲学者は常日頃面白ろいことを言うのが信条で無敵であると思われるが、経済学者が言う面白ろいことはよほど面白ろくなければ救われぬ感じがして、応援の対象になる。頑張れ、シュンペタ。

由里 11/27 09:03
高校生で資本論読んだ(かもしれない)級友たちと
その3倍近い年齢になって目次すら正確に読めない私と
どこでこんなに差が付いた。

Shakespeareを原語で読む(またはそのふりをする)同級生はいませんでした。
そんな化物、いてたまるかよ。
アメリカ人だって「現代語訳」で読むんだぞ。


ぱふ男 11/25 10:24
「資本論」は高校生にはハードル高すぎです。
ウィキペディアで章立てを見る限り、52章は第3部で、第1部第2部も含めると
全部で98章あるんですよね…
くらくらします。
由里 11/24 11:01
今改めて資本論の中身を確認して頭くらくらしています。
私の級友たちは、ほんとにこれを読んだのか?読んで理解したのか?高校生で!?
鴎外(舞姫)を1頁目の半ばで投げ出すような奴らだぞ???
きっと全員、読んだふり。全員が「ふり」だから、他人の「ふり」にも気づかない。指摘できない。
そーいうことだった訳だ…


ロレンスが国語の先生で良かったね。
もしロレンスが社会科の先生で「資本論」のレポートを課されたら
全52章じゃ3人で割れなかった。


由里 11/23 10:35
ウィンストン・チャーチル「わが半生」なんて、知らんぞ絶対!
由里 11/23 08:24
読んでいて欲しいですねえ。
「漫画でわかる資本論」的な物を斜め読みするだけでも大雑把な内容はわかるでしょうし
著者名・書名を出すだけなら私でもできないことはありませんが
(そーいう意味じゃバビロンに登場したエラスムス先生の方が難易度高い。そんな奴、知らなかったぞ)
ぱふ男 11/22 16:14
川原泉とアカデミズムを考える一助になるかも、と「事象の地平」を読みました。(未読でした)
特に第2章の「12哲人列伝」が楽しみだったのですが…
文章は「哲学史」の教科書のように平板で面白くなかったですね。
もっと川原流の突っ込みで哲学者たちを切りまくるのを期待してました。
ただ、各人の<代表的な著作>として挙げている書物を全部読んでいるとすると、
それはそれですごいですね。
その勢いで「資本論」も読んでいてほしいです。
もっぱら僕の興味は「川原自身は資本論を読んでいるのか?」にあるもので。
(僕自身は「資本論」も哲学書もなーんも読んでいません。大学の講義で「哲学史」と
「マルクス経済」を少し学んだだけです。ただ、史緒さんにあのセリフを吐かせた川原自身は
読んでいてほしい。でないと、「エセ・アカデミズム」のレッテルを貼らないといけなくなる)
由里 11/13 23:42
小さなアパートで一人暮らしの雪村さん、余分な物は何一つ無い部屋で、
自炊していたんでしょうか?
氷室君に教科書を持ってきてくれるよう頼んだけれど
「台所の生ゴミに虫が湧いちゃうから」「流しの三角コーナーに」「冷蔵庫の牛乳が」
みたいな心配は発生しなかったのでしょうかと気になるのです。
長期留守になるなら郵便物の処理なんかも問題ですね…

限られたページ数で全てを描く必要はありません。
描かれていないだけで氷室君は雪村さんの為に陰でいっぱい仕事したのかもしれません。
ああ、でも、それにしたって、溜めていた洗濯物の世話なんて男子には頼めないよな。どーすんだ雪村さん。
人間に戻って部屋に帰ったらキノコの生えたパンツがいっぱい!


由里 11/13 23:30
自分の周囲と比較して「あるか・無いか」を言うならば
親が働いているからと毎日晩飯の支度をする高3とか
両親ともいないからとバイトしてバイトしてバイトしてくたくたになる高3とか
その方がよっぽど「ありえない」ように思います。
おかーさん働いてるから料理とか教えてもらう機会なくてぇ、という方が現実的でした。
ワタシの周囲がいかにクズだったかと言うお話です。
朱に交わって私もクズになりました。
由里 11/13 00:23
他校の生徒がスカート長くしたりタバコ吸って見せたりして恰好つけていたときに
わしらはマルクスがヒポクラテスが鴨長明がレーガンがという話で互いを威嚇しあってたです。
でもどこかマヌケでしたね。
ある日の休み時間、「中宮定子は男か女か」でクラスを2分する争いになったことが。
「○子っていうのは昔は男の名前だったろっ」という主張がやや優勢でしたが
いつのまにか次の授業時間が始まっていて、古文の先生が入って来ていて、
それを聞いた多田先生が…金曜日の多田先生が…沈痛な面持ちで頭を抱えたことはゆーまでもない。

政治論争もよくやりました。新自クの支持者が多かった(河野洋平の地元)。
いや違う、私たちの高校時代すでに新自クは無かったし、女子高生のスカートは短かったし、
スマホがあるから中宮定子の性別なんて一瞬でわかるんでしたっけ。こほん。
とにかく、周囲の友人から受ける刺激が私の「肥料」になったという点で、あの3年間を超える時代はありません。
肥料多すぎて枯れちゃった私^^


ぱふ男 11/12 10:52
そうそう、堤さんの発言も気になってました。
普通の高校生で、あれらの発言は有り得ないです。
由里さんのご学友たち(由里さんも含めて?)、すごいですねー。
由里 11/11 12:03
たぶん、後半の聡真くんの媒介変数に頭を乗っ取られたのだと思います。

資本論、史緒さんの発言なら「あり」です。
私の高校時代がそんな感じでしたので。ええ。
私自身はマルクスには手を出しませんでしたが
周囲の連中はかなり読んでたように思います。(読んだふりの人もいたかも)
堤杏子タイプの生徒が多かったです。特に3年のときのクラス。


ぱふ男 11/11 10:03
「コメットさん」でも数学の授業してますね、って…
そもそもそこからこの話題出したんだよう。

僕がひとつ気になるのは、光源氏にマルクスの「資本論」読ませてやりてぇ、です。
女子高生が簡単に吐けるセリフではないです。


由里 11/11 04:25
追加と訂正

・「病」も、(白抜きでない)通常の書き文字では正しく欠けているのでした。(大天使3巻の1/4、お隣りの津村さんに迷惑かけた話)

・透明+透明=赤、赤+透明=青
 「透明」を「無色透明」に訂正いたします。


由里 11/10 11:48
さっき思い出しました。
「コメットさん」でも数学の授業してますね。
サインコサインタンジェントが登場してすぐ落ちこぼれたんですよ私。
だからこの板書は1つも理解できません。
高校の数学で三角定規が要るか??てのは置いときましょう。(ここで大事なのは数学授業ではなく三角定規の方なのだ)
またp138の右の縦長コマの板書とp140の3段目中央の板書が同じであるように見えますが、
そーすっとこの先生は右から左に板書してるのか?てのも置いときましょう。



「漫画」「数学」で検索すると、「単独作品としては」数学みっちり出てくる作品もたくさんあるようです。
でも、同一作者の複数作品に数学がでかい面して出しゃばってるとなると、はて。
ほかの漫画家のことはよく知りませんので「無い」と断言はできませんが。
少なくとも高野文子・成田美名子・玖保キリコ・わかつきめぐみ・園山俊二・いしいひさいち・吾妻ひでお・藤子不二雄にはこんなに数学は出ません。

数学に限らず、川原「教授」ですからねー。
生物、日本史、世界史、政経、なんだってできちゃうんです。
古典の授業なんて「徒然草」か「方丈記」あたりの一節を読ませておけばそれなりに恰好はつくでしょうに
わざわざ「有難し」の説明をしてくれたり(武士になる)
さらす手作りさらさらに、を説明をしてくれたり(夢だっていいじゃない)


あ、でも化学の知識はかなり怪しいぞ。
(赤と青の試薬を混ぜると)[ワタシの計算では美々しいムラサキ色になるハズだ」
(緑と黄色を混ぜると)「ワタシの予想ではカクジツにキミドリ色になるハズだ」
絵具じゃないのだから。「透明+透明=赤」とか「赤+透明=青」とか普通にあるでしょう化学薬品。
中1程度の理科じゃないのですかね(笑)
これを、和音ならともかく、史緒さんに言わせちゃうところが、川原先生大マヌケ。

そして実は、国語(漢字書き取り)も微妙。
編集さんとか写植屋さんとかが間違いをした可能性のある印刷文字は除外して、
ジュリエット白書「不滅の自信」の「滅」
ツベルクリン「同病相憐れむ」の「病」
おいおいそれ小学校で習う漢字だぞ!というのを間違えているんですよね。
これは両方、白抜き太字ですので、書いてるうちに何が何だかわからなくなったのはありそう。
姫野麻子さんのへその穴あたりからこぼれ落ちた「アケメネス朝ペルシア滅亡」の「滅」は合ってるんですから。
ですがっ。 ブレーメン「熊の親切」の最初の方でトム君が持ってたシャキールさんの「洗濯物」の「濯」……
これは普通の書き文字です。言い逃れさせません。
メイプル1巻の1/4スペース(新聞の勧誘さんに洗剤貰った話)では正しい「濯」を書けていたのにね。

英語。これは本人も自覚しているでしょう。「アーチ・エンジェル」ですもの。
「バーナム」でグレイ脱走場面の看板「ARIA 51」。
すぐ下の「RESTRICTED AREA」は正しいのに。ARIAではバッハのG線上になってしまいます。
ひょっとして正しい表記を使うと米空軍から圧力かかって消される、
ので(広島プーカ的に)「ARIA 51」という架空の名称のを創作せざるを得なかったとか?
でもそんなら「AREA 666」とかにする方が川原っぽくないか? うーん。
藤枝さんの「Blak」に「c」が追加
されてるのは妙に味があって好きです。


由里 11/10 11:47
ダイヤモンド社「エグゼクティブ」2001年6月号 「本棚探検隊が行く」128 川原泉

(略)同じく作品によく登場する数学はどうなのだろう。
「高校での数学はほとんど低空飛行で、
 よく進級できたなというぐらい苦手だったんですけど、
 受験の年にいすごくいい参考書に出会って、いきなり点数が4倍に。
 もともとどのぐらい悪かったかわかるでしょう(笑)。
 でも、受験終わるとすぐ忘れちゃいますね。
 その参考書はね、今でも大切に持っているのです」


ぱふ男 11/09 16:12ちなみに、問3は平方完成を使って解くと、
x^4 + 4 = x^4 + 4 + 4x^2 - 4x^2 =(x^4 + 4x^2 + 4)− 4x^2
=(x^2 + 2)^2 − 4x^2 =(x^2 + 2)^2 − (2x)^2
=(x^2 + 2 + 2x)(x^2 + 2 − 2x)=(x^2 + 2x + 2)(x^2 − 2x + 2)
これで合ってると思います。(暇にあかして)
このくらいはついていけるんです。(いばりっ)
でも媒介変数とかインボリュートとか言われたらさっぱりです…
これだけ自分の作品に数学を出してる漫画家は少ないのじゃないですか。
由里さんご指摘のように(僕は完全にスルーしてましたが)、自身は√2 + √3 = √5のくせに。
何故でしょうね。
問題発言かも知れないが、川原に内在する「アカデミズムもどき」が顔を出してきてるのかなあ、と。
由里 11/09 09:17
1つ鍋のカレーを半分ずつ分け合うことで二人の夢の世界が繋がって
同じ夢を椎名先生も見ていた、とすると
問2問3が正解であることの説明がつきます。
その場合、問1は…
椎名先生だって、夢の中では寝ぼけることもあるさ!
由里 11/09 09:12
たまたま隣にいた理学部(数学科ではない)卒業生に解いてみてもらいました。
11分30秒かかって「まちがってるんじゃない?問題がおかしい、分解できない」という結論を出してくれました。
(コマの外にはみ出して読めない文字はないという前提)
ぱふ男 11/09 09:10
あー
藤枝沙都子の夢の中ね。
そんなら確かに問2、問3が合ってるのはおかしいですね。
由里 11/09 08:11
不覚にも因数分解にはまるで歯が立たなくなっていたので、答を展開しました。
x^2y + x^2 - y^3 - y^2 ですね。

しかしこれはあくまで藤枝さんの夢です。
問題を解いたのが椎名先生であろうが暮林先生であろうが朝比奈周先生であろうが
その能力は藤枝さんの能力を超えることは無いのではないでしょうか。
ここは、間違っているべきなのです。
問2、問3が合っているとしたら(…検証しません、ぱふ男さんを信じます。問1で体力気力を使い果たしました)
その方がおかしい。
と私は考えるのであります。


ぱふ男 11/08 15:05
沙都子の夢に出てきた「問1」〜「問3」の因数分解を初めて検証してみました。
どうも「問1」の問題の式が合ってないような気がします。後半が切れてるので何とも言えないのだが、
答えの式をどう展開しても「+x」の項は現れません。後半に「-x」があれば辻褄が合うが、
そんな間抜けな問題ありませんよね。
「問2」「問3」は合ってます。
次のページの「撃沈!」の問題も合ってます(この問題がいちばん簡単だな)。
表紙の一橋大と京都工繊大の問題も合ってるが、過去の赤本から丸写しした可能性もあるな。
由里 11/08 00:00
ぱっと思いつくのは
椎名先生の因数分解(これだけは私でもなんとか付いていける話だ)、
雪村さんの媒介変数とインボリュートの長さ、
史緒さん転入初日の学芸大クラスの問題、
内容には踏み込んでないけど暮林先生のディ…ディファントス近似って何だべ?アーベル多様体が…どーしたって?
ですね。
あー、姫野麻子さんの耳の穴から微分係数もこぼれ落ちたぞ。

しかし川原自身は「どーして√2+√3が√5になるんだ?え?」「あれ?ちがうんですか?」ですぜ。(追憶は春雨ぢゃ)


ぱふ男 11/07 15:30
朝晩が冷え込む時候となってまいりましたが、皆様におかれましてはいかがお過ごしですか。

鹿梨荘とひそひ荘についてはこれ以上言及できることがなく、かといって新しい話題も
見つからないまま日が過ぎてしまいました。
順番から言えば「コメットさんにも華がある」の感想を書けばいいのかもしれないのですが、
今一つ感想が出てこない作品なんですよねー。
強いてあげるなら、川原の数学の知識です。あれは合ってるのか? 僕は数学は嫌いじゃない
んですが、数UBまでしかとらなかったので、とても理解できない内容になっています。
また、「羽がある」にも媒介変数がどうとか出てきました。
全部合ってるのなら、川原の数学の実力は相当すごいんじゃないか?
以前の作品にも、これほどの数学の内容が出てきたことってありましたっけ?


由里 10/16 23:14
あ? あ!そうか! 部屋の向き(窓の位置、形状)を勘違いしていました。
一般的には南側(とは限りませんが、廊下の反対側)にはベランダがあり、
そこに出入りするために窓は掃き出し窓になっているものですよね。
蕗子姉弟の部屋も山吹さんの部屋も、共に腰高窓があり、そしてその窓に向かって左手に襖。
台所方面への出入口か、押し入れか、それは不明ですが、どちらにせよベランダ側にある筈はないもの。
と、襖がある左手が共用廊下、反対の右手がベランダと推測できることになる。
なので蕗子姉弟の部屋と山吹さんの部屋は共に一番東(とは限りませんが、階段のぼって一番遠い部屋)になる。
という訳で彼らは同じ部屋に住んでいたことが判るのですね。

可能性1、は否定されました。


屋上に共用の物干し場があり、そのかわり各部屋にはベランダがなく腰高窓だけの物件もありますが(例:一刻館@めぞん一刻)
屋根の形などから想像する限りひそひ荘・鹿梨荘はそうではない。
ひそひ荘・鹿梨荘の外観
は常に廊下側からしか描かれていないので100%確実なことはわかりませんが。


ぱふ男 10/16 17:02
ひそひ荘で拓也君が手を振ってるコマ、いちばん端の部屋に見えるんですよね。
一方、鹿梨荘の山吹さんの部屋も、窓の位置と周囲の建物と夜景の見え方から、いちばん手前じゃあるまいか。
2階の同じ位置のような気がします。
そうすると可能性1は消え、2か3ということになりますね。
由里 10/16 08:57
同一物件である可能性1
同じ階の部屋が全て同じ広さ、同じ間取りである必要はありません。
そんな不公平な。って、家賃も差を付ければいいだけですよね。
実際、端の部屋と真ん中の部屋では窓の数が違います。
山吹さんの部屋は6畳一間だけど、蕗子姉弟の部屋は6畳+3畳だったのでしょう。

可能性2
ひそひ荘の大家は心が広かった、または大雑把だった。
「もう古いアパートだし、どーせ近いうちに壊して建て直すんだから、
 釘でも何でも好きに打っちゃってくれて構わないよ」と言ってくれたので
天井に取り付ける方式の、そこそこしっかりした引き戸を買ってきて吊り下げた。
6畳間が、夜間は3畳x2間に早変わり。

可能性3
あの物件に風呂が付いたのはごく最近、「鹿梨荘」になるときに改築工事したのです。
そのため台所は一部が潰されて「狭い台所」になりましたが、
「ひそひ荘」の時代には(部屋面積の割には)やや広めでした。
広めの台所は食卓を置けるだけの面積がありしたが、蕗子たちは卓袱台を使った。
そうすると台所に空間が残ります。一人分の布団を敷くことが可能です。
台所と6畳間の間には襖なり扉なりの間仕切りがきちんとあるでしょう。
私、個人的には台所で寝たくはありませんけどね。
秋刀魚焼いた匂いの中で寝たくないし、布団の埃の舞うところで料理したくないし、
夜中に黒(または茶色)の昆虫がかさかさうるさそうだし、
だったら押し入れで寝ることを選びます。
蕗子が私と同じ感覚の持ち主なら、蕗子も押し入れで寝ていたかも。
(その場合は鹿梨荘への移行時の改築は不要、もともと風呂付物件であっても問題ありません。)



蕗ちゃん、別荘での豪華な和食に「うわあ…」と感嘆しましたが、寝床については何も言っていません。
「久々に体を伸ばしてぐっすり眠れた」とか「布団がふかふかすぎて落ち着かなかった」とか、そーいうのが何もない。
あの客間*の寝床をあっさり受け入れられる程度には、劣悪でない環境で夜を過ごしていたのでしょう。
押し入れとしての本来の目的に「収納」に使用した残りの空間が60x140cmしかなく
そこに身を縮こめて寝ていたとかでは無いのです。よかった。
*立場上は使用人だと思いますが…夕食風景などから見ても、客、または家族の一員と扱ってもらっていたのでしょうね。


ぱふ男 10/15 11:09
鹿梨荘とひそひ荘が同一物件であるなら、仁科宅とロレンス宅の表札が大きく異なっていたように、
1階と2階で間取りが違うのかも、と一瞬思ったのですが。
ひそひ荘の蕗子の家は玄関の外の廊下に手すりがあるので明らかに2階。
一方、鹿梨荘の山吹さんの部屋も、窓に映る夜景から、どうも2階っぽいんですよねー。
同一物件説は厳しいかな。
由里 10/14 08:59
鹿梨荘とひそひ荘の関係については「彰英高校@富山県小矢部説>鹿梨荘はひそひ荘の外見だけ似せた模造品説」で片付けたかったのです。
で、実は単なるコピーでなく2/3サイズの縮小コピー。ひそひ荘は鹿梨荘の1.5倍=面積2倍強ある。小さいけど中は2DKなんです。
と思い込みたいんであります。

もし鹿梨荘とひそひ荘(大家がかわり、名称も変更になった??)が同一の物件であるとすると、
6畳一間(台所、風呂便所付き)に女子高生と男子中学生の姉兄がふたりで暮らしていたことになる。
これは、辛すぎるですよ。
衝立、あるいは「突っ張りポール」に木綿布かけた簡易間仕切りで二人
二人が良い子で、互いを思いやれる子たちであるからなおさら、苦しくて苦しくてたまらないのです。
同じ面積でもせめて3畳x二間だったなら、夜は襖を閉めてしまえば最低限のプライバシーを確保できるのに、
あるいは姉妹(兄弟)設定だったらまだ我慢ができたのに。

拓也は実は桜の木の下の落とし物で、血の繋がらない姉弟の禁断の愛!に持ち込むには二人の環境がシリアスすぎるしねえ…


ぱふ男 10/13 10:25
「グレシャムには罠がある」

陣内君と山吹さんの主従が実態として入れ替わってしまい、その後ほとんど
何も起こらずに終わるのが個人的には割と気に入っています。

鹿梨荘が蕗子のひそひ荘と酷似しているのは由里さん的にはどうですか。
周囲の建物の並びまで似通っているように見えますが。


ぱふ男 10/09 10:17
ご忠告に従い、第6期第7期問題はとりあえず保留させていただきます。
確かに「武士」はまだ終わってないのですし。
由里 10/08 22:57
もしかしたら今もまだ第6期のただ中で、火星人がちょっと異質な作品になってしまっただけかもしれません。
「武士」で、このあと紆余曲折を経て鈴城さんと伊吹先輩がくっつきかけないという保証はありません。
でもそれだと姫野先輩の立場が。そーすっと相手は日吉君?なんかあり得ないなあ。じゃあ誰ともくっつかない弓道物語かも。
題名からして「〜〜がある」でなくなって、別路線を走りだした感はありますし。

私なら、現在進行形の作品や終わったばかり(雑誌掲載は10年前^^)の作品は「とりあえず保留」にしておきますが。
後年、振り返ってみたときに「ここに既に第7期の兆候が」とか見えてくるでしょうから、それまで判断を待てば良い。


ぱふ男 10/08 09:25
気づいていたから、しきりに「川原は」「川原は」とかっこ付きで書いていたのです。
あくまで僕は「川原にとっての」第6期を語りたかっただけです。

しかし、第6期と言い始めると、「バーナム効果〜」問題が浮上します。
由里さんに指摘された最終頁での2人の後ろ姿…
確かに第6期に入れたくなります。
ただ、2人で終わるのではなく、火星人で終わっている。
「レナード現象〜」から「コメットさん〜」まではすべて主人公2人で終わっています。
それが第6期です。
もうほとんど火星人で始まって火星人で終わるような話(そして恋愛要素は薄い)を
第6期に入れてよいものか、迷うのが正直なところ。
次の「武士になる」が弓道で始まって弓道で終わる(まだ終わってませんが)ような話
なのでなおさら。


由里 10/07 10:26
きづいていらしたなら、おっしゃってくだされば。
まあ、じゃあ、この件は解決。

孫娘はこわいぞー。
孫なんて物には絶対に興味がないだろうと予想されていた父が、激変しちゃいましたからね。
私自身はじいさん二人とも亡くなった後に生まれたので、じーさんに溺愛された経験がないのが残念です。


ぱふ男 10/06 09:10
ぱふ男は「川原がどう描いたか」を語り、
由里さんは「川原にどう描いてほしかったか」を語っている。
…と妻に言われていました。
そこが合意できていれば何も言うことはありません。

僕は実は女の子がほしかったのです。
今はこっそり孫娘の誕生を待ちわびています。


由里 10/06 07:19
男親というものは、娘の背中に羽を見ることがあるらしいです。
ぱふ男さんには男の子さんしかいらっしゃらないのでご存じないかもしれませんが。
私も娘がおりませんうえに仮にいたところで男親ではありませんので小説の描写として読んだだけですが。
いつかぱふ男さんに孫娘さんが生まれることがあったら、背中を観察してみてください。
というわけで、「羽」は父性の否定材料とはなりません。私にとっては。

ですがですね。考えました。そした、わかりました。
私はあの作品で川原が描いたのは「保科君と遙ちゃん」の話であることを、実は私は最初から理解していたのです。
理解した上で「あれじゃ槙原君がかわいそう」「遙ちゃんの健全な成長のためにならない」とあの結末を否定し、
「こうあってほしかった」という別の結末を提案していたのです、たぶん。
いったんは二人が「何かちょっと勘違いして」くっつきかけてはみたものの
「その愛」と「この愛」が全く別物であったことに気づき、
遙ちゃんは槙原君とくっつき、保科君は遙の父代わりとして彼女を見守り、槙原君が保科君をを慕い、
そして将来、槙原君が彰英柔道部をインターハイ優勝にみちびく。
「あ!それいいね」川原がにっこり 由里さんがにっこり お星さまもにっこり…
遙ちゃんを襲う変態野郎も「にきびだらけ、ダサい服着たきもデブ」じゃなくて
優し気で爽やかな「一見いい人」に遙ちゃんが付いて行っちゃったら実は……という代替案を出しました。
そーいうことだったんです。





彰英高校3年の柔道部主将。
そんなのと小6の娘がくっついちゃうって、私が親だったならば恐怖です。

「よちよち歩きのころからよーく知っている聡真ちゃん」ならまだしも
先月引っ越してきたばかりの新居の隣人。どんな「裏」のある家族か、わかりません。

彰英高校に行ってるらしい。きっと学業成績は大変素晴らしいのだろう。でも、人格までそうとは限らない。
頭の良さを卑怯な形で使えば、いくらだって小6女児を罠に落とせます。
しかも柔道部。力で押さえつけられたら絶対に叶いません。
さらに親は働いていて、昼間は家にいないわけです。

読者は、保科君がそんな奴でないことを知っています。
でも、遙ちゃんの母には、それは分からない筈。
お願いですお母さん、遙ちゃんを守ってあげてください。
「宿題を見てあげる」などの口実で親の留守中に家に保科君を上がらせないよう、
必要な時は遙ちゃんが保科君の家に行き、聡真の部屋でなく居間や食堂で勉強させて貰うように、
遙ちゃんにきつくきつく言い聞かせてください。
無理かな。娘が保科君の自転車に乗せて貰ったと聞き「超ラッキー」などと言ってる母だもん。
危機感足りないわ。


ぱふ男 10/03 10:57
保科君に羽を見せたり、「保科聡真君 不思議村行きーー決定」「敵に塩送っちゃったよ槙原君」の
ナレーションだったり、保科君の遥さんへの思いを「父性愛」ではない、と「川原は」描きたがって
いると思えます。
そして、最終頁では主人公2人で終わります。くっつきかけている2人です。
それ故の第6期です。第6期だからくっつきかけなければならない、というのは結果から見た総括でした。
失礼しました。

「いろんな形の男女の関係」
「まともじゃない組み合わせ」
いいと思います。
第6期の傾向のいまひとつのキーワードとしてもいいくらいに思えてきました。


由里 10/02 22:46
雑誌掲載時の扉頁には【恋の不思議がいっぱい 「…がある」シリーズ】だの
【毎回主役カップルを替えてお届けする恋の観察日記 さて、今回の物語は…?】だのと書かれています。
単行本「レナード」の宣伝文は【ちょっぴり変わった4つの恋のお話】でしたし
編集部としては「がある」を恋話として売りたい方向であるのは間違いないと思います。
しかしながら、もしかして、川原とはきちんと方向の擦り合わせができていなかったのではないか。
ひょっとしたら川原自身は「恋愛」だけでなく
「ライバル」「憧れ」「主従」「師弟」「決して混じり合わない油と水」「混ぜるな危険」などなど
いろんな形の男女の関係を描きたかったのかもなと思います。

「(ちょっと変だけど)主従」を描いたのが陣内王子と山吹さん。
あの二人、どうやったって恋愛には辿り着かないように私は感じます。
王子側は山吹さんを「ちょっといいな」くらいには思うかもしれないけど
仮に二人でディズニーランドに行っても、山吹さんはそれを「福利厚生、社員旅行」と捉えそう。
そして将来二人がそれぞれ別の相手と家庭を持っても、山吹さんはずっと王子を支え続けるのさ。

「友情プラスアルファ」に向かいそうなのが彬良君と紗矢ちゃんかな。
沙耶ちゃんにとって、彬良君は数少ない理解者。彬良君にとっての沙耶ちゃんは、大恩人。
互いにとても大切な存在だけど、それと恋愛はまた別で。
彬良君が自分の恋愛を沙耶ちゃんに相談するような未来もあるかなと想像します。
(沙耶ちゃんがデートの成功の秘訣など指南できるとは思いませんが、
対象の女性について鋭い深い洞察をしてくれそうな気がします。)

「保護者と被保護者」の話あっても良いでしょう。それが保科君と遙ちゃんです。
保科君は、遙ちゃんと槙原君を温かく見守り導く優しくかっこいい憧れのお兄ちゃん。
遙が聡真に求めるのは「彼」でなく「兄」です。いえ、「父」です。
もしも聡真→遙の「愛」があるとしたら、それも「父性愛」です。
遙に父親がいない設定なのは、そのためだったのだとも言えます。



もし遙の相手が保科君であるというのが確定事項であるならば
「理由」は、彰英にして10年に一人級の天才と、本来この学校に入る筈の無かった劣等生の、格違いの恋。
「羽」は、高3柔道部主将と小6女児の違法すれすれの関係。
「裏」は、表向きの主役は平凡な高校生だけど、背景にいるのはアブノーマルな男二人。
そーいう「まともじゃない組み合わせ」を描いたのが「レナード」ということになってしまいます。(「程」は少し外れる)
あくまで、私の中で、ですが。


由里 10/02 22:42
(保科君と遙ちゃん)
第6期であるからして、くっつきかけねばならぬ。というのは本末転倒ではありませんか。
くっつきかけていないから第6期から除外する、と考えても良い筈です。

「理由」「程」はブレーメンと同時進行での掲載、
「羽」で休載癖がつき、その最中に大天使の映画化発表。
 (原作者に打診があったのはいつ頃なのだろう、そういう業界事情は全く知らないのですが)
「裏」連載と映画製作が同時進行(慣れない取材に振り回されたり、浮ついたり、不安になったり)と
「がある」4話まで(単行本レナード収録分)は、非常に落ち着かない環境で、
川原自身も自分で何を描いてるのかよくわからない状況に置かれていたのかもな、と考えます。
そしてその後、大好きなホモ話(無理)32頁は一回で完結させたものの
「嘘」で再び急病休載分割掲載、「罠」4分割、「華」を3回かけて半分まで描いてまる3年休載。
ようやく復帰してくれたと思ったら火星人話(途中休載無しだった点は褒めよう、例え1回4頁でも)、
続く「武士」はまたまた中途半端な箇所で中断したまま8年半経過(記録更新中)…
そもそも「がある」の全てが混迷期なのだとも言えまする。
(私は内容でなく川原の混迷を指しているわけですが、
作者が迷子になったら作品もどこに行っていいかわからなくなるよな)


由里 10/02 22:39
私がおじさんに恋しないから遙ちゃんもすべきでない、というのは無茶でしたね。
私は学級担任にときめかない。
でも、それを理由に椎名沙都子や柚子さんの思いを「ありえない」と切り捨てちゃいけないわ。



事務長と真世の後ろ姿ね… いいんですよ。すごくいい。
でもこの時、二人ともルルーニュのことを考えちゃっている。互いのことは頭にない。
それが残念な所です。


ぱふ男 10/01 15:13
「バーナム効果〜」
そう言われて読めば、確かにそうですねー。
どうして気づかなかったんだろう。
買ってから読んだのがまだ2回で、火星人に振り回されて気づかなかった?
(そんな段階で堂々と第7期とか分けてる自分、どうなんだ)
しかし、「トンデモ」にも程がある火星人のくだりを長々と読まされるのは
最終2頁の恋愛要素を打ち消して余りある「混迷の第7期」の特徴と言って
いいような気がまだしています…
ぱふ男 10/01 11:05
実際に保科君は遥さんに「胸きゅん」したから「羽が見えた」のでしょう?
僕の論点は、現実的にどうかというのではなく、「川原が」どう描きたかったのか、です。

高3男子が小6女子に「胸きゅん」したら、常識的には明らかに「ロリコン」でしょう。
でも、川原はそれを良しとする。
ステロタイプのロリコン野郎を出してきたのもひとつの伏線です。
保科君が奴を投げ飛ばすことにより、ステロタイプの「ロリコン」を否定し、肯定的で
未来志向の「ロリコン」を「川原は」描きたかったと僕は解釈します。


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